ダックスフンドは、長い胴体と短い足という独特の愛らしい体型で、
世界中で愛されている犬種です。
特に、ミニチュアダックスフンドは、日本で人気が高く、
小型犬の人気ランキングでは長い間ずっと上位にランクインしています。
ダックスフンドがこれほどまでに愛される理由として、
飼い主や家族に対する忠誠心がとても強く、
人なつっこい性格も大きく影響しているのではないでしょうか。
そして、ダックスフンドの性格は、スムースヘアード、ロングヘアード、
ワイヤーヘアードの毛質によっても異なります。
ダックスフンドが毛質によって性格が異なる大きな理由は、
スムースはミニチュアピンシャーと、ロングはパピヨンと、
そして、ワイヤーはミニチュアシュナウザーというように、
3種類の毛質ごとに、ほかの犬種と交配しているためであるといわれています。
ダックスフンドの原型でもあるスムースヘアードは、
もともとアナグマ猟の猟犬であったことから、飼い主に対してとても忠実であり、
賢く、明るい性格をしているといわれています。
また、ダックスフンドの中でも特に人気の高いロングヘアードは、
スムースやワイヤーに比べると、温厚な性格で、
甘えん坊の一面も持ち合わせています。
そして、独特のトリミングでシュナウザーのような貫禄のある風貌の
ワイヤーヘアードは、勇敢で、好奇心旺盛な性格で、気が強いといわれています。
ダックスフンドを飼う前に、毛質によって異なる性格を知っておくと、
自分のライフスタイルに合わせてダックスフンドを選ぶ場合、とても参考になります。
チワワ
ダックスフンド
ポメラニアン
ヨークシャーテリア
柴犬
ダックスフンドと生活をすると、いろいろなしぐさを見ることができます。
ダックスフンドはどのようなしぐさをして、
それぞれどのような意味があるのでしょうか。
たとえば、ダックスフンドは上目づかいで人を見ることがあります。
このしぐさを見せるときは、
甘えたい気持ちや遊んで欲しい気持ちを伝えたり、
いたずらなどをして叱られたあとに
様子をうかがったりしているときが多いといわれています。
また、ダックスフンドは、あお向けになっておなかを見せることがあります。
本来、犬にとって弱点であるおなかを見せるというしぐさは、
相手に対する服従をあらわしていますから、
もしダックフンドがおなかを見せたら、優しくなでてあげましょう。
また、ダックフンドは、尻尾を使っていろいろな感情を表現します。
たとえば、尻尾を元気よく振っているときは、
うれしいことがあり喜びを表現しているといわれています。
また、尻尾を後ろ足の間に入れるように巻き込んでいるときは、
人やほかの犬などの相手や物音などに対して
恐怖心を抱いているといわれています。
そのほか、散歩中にほかの犬に会った場合などに尻尾を立てているときには、
相手に対して、自分のほうが上の立場だとアピールしているといわれています。
また、ダックスフンドは相手に対して飛びついてくることがあります。
これは、飼い主などに対して喜びを表現したり、
遊びやおやつなどをねだったりするときによく見られるといわれています。
ただし、ひんぱんに飛びついてくる場合には、
飛びつきぐせがついてしまう可能性がありますから、
意味もなく飛びついてくるときは注意してやめさせるようにしましょう。
シーズー
パグ
ジャックラッセルテリア
ボストンテリア
ビーグル
ダックスフンドは、12世紀から13世紀頃にかけて
ドイツで誕生した品種で、地中に掘った巣穴の中で生活をしている
アナグマを狩りするための猟犬として生まれました。
ダックスフンドは、狭い巣穴の中にもぐりこみ、
アナグマを捕まえやすいように、短い足や長い胴体、
長い鼻や長く垂れた耳に品種改良されたといわれています
そして、ドイツ語でアナグマをあらわす「ダックス」と、
犬をあらわす「フント(フンド)」をあわせて、
ダックスフンドと呼ばれるようになりました。
ダックスフンドは、最初は、毛の短いスムースヘアードの一種類だけでしたが、
それから品種改良され、ロングヘアードや
ワイヤーヘアードという品種が登場しました。
この頃のダックフンドは、現在スタンダードと呼ばれているサイズですが、
アナグマよりも小さな動物を捕まえるための猟犬として、
ミニチュアやカニへンと呼ばれる小さいサイズも品種改良により誕生しました。
現在のように、ダックスフンドにスタンダード、ミニチュア、カニへンの
3種類のサイズがそろったのは19世紀に入ってからといわれています。
ダックスフンドは猟犬にふさわしく勇敢な性格のため、
番犬としても飼われるようになり、人なつっこく、忠誠心の強い性格や、
愛らしい容姿が評判になり、ペットとしても人気が高くなりました。
現在、ダックスフンドは世界中のいろいろな国でペットとして飼われるようになり、
愛らしい容姿と、人なつっこい性格から日本でもとても人気が高く、
たくさんの人に家族として迎え入れられています。
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
マルチーズ
キャバリア
ラブラドールレトリーバー
ダックスフンドには、スムースヘアード、ロングヘアード、ワイヤーヘアードの
3種類の毛質があります。
スムースヘアードのダックスフンドは、つややかで光沢のある身体が特徴的ですが、
これは、短くて堅い毛が密生しているからです。
ダックスフンドが誕生した当初は、
すべてスムースヘアードタイプのダックスフンドだったといわれています。
また、ロングヘアードのダックスフンドは、
やわらかくて光沢のある長い毛がトレードマークです。
現在、日本で一番飼われているダックスフンドの毛質はロングヘアードで、
長い毛足をなびかせながら散歩をしている姿を見かけたことがあるという人も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そして、ワイヤーヘアードのダックスフンドは、堅い毛に覆われ、顎ひげがあり、
ロングヘアードのダックスフンドに比べ、
眉毛も豊かですが、耳だけは短毛で覆われています。
ワイヤーヘアードのダックスフンドは、3種類の毛質の中では、
ペットとして飼われている頭数は最も少ないといわれています。
また、ワイヤーヘアードは独特のトリミング方法によって、
長い胴と短い足というダックスフンドの特徴を残しながら、
シュナウザーのようにも見えるという特徴があります。
このように、ダックスフンドに3種類の毛質があるのは、
品種改良で、いろいろな犬種と交配がおこなわれたためです。
品種改良の過程で、いろいろな犬種との配合が行われてきましたが、
現在では、品種改良に基準が設けられ、スムースヘアードはミニチュアピンシャーと、
ロングヘアードはパピヨンと、そして、ワイヤーヘアードはミニチュアシュナウザーと
交配されています。
ボーダーコリー
トイプードル
フレンチブルドッグ
コーギー
ゴールデンレトリーバー